たまきの相談室　回答編　第1回

たくさんの相談メールありがとうございます。少しずつですがお答えしていきたいと思っていますので待っていてくださいね。それじゃあ、早速相談に答えていきましょうか。みかちゃん、よろしくね。

まずファイナンシャルプランナー（FP）というのは職業だけれど、就職先ではないの。FPというのはNPO法人日本ファイナンシャルプランナーズ（FP）協会が認定するAFP資格および、その上位資格であるCFP®資格を取得していて、ファイナンシャルプランニングの立案・実行・見直しを行う人のことよ。

私の場合はAFP資格よ。それじゃあ、私の場合で、AFP資格取得の流れを説明するわね。

業務に関し２年以上の実務経験を有する方などは、1の認定研修など修了しなくても技能検定試験を受けることは可能なのよ。

大変だけど、頑張れば出来ないことはないと思うわ。それに様々な職業でFP資格は役に立つわね。保険・金融業界だけでなく、不動産業界、税理士や社会保険労務士の方、また金融機関への就職を目指す学生さんなども資格取得する方が増えているそうよ。つまりたくさんの方の生活に密着した資格と言えるわね。

そうよ。FPの形態にはいくつかあるのよ。私のように個人でやる「独立事務所型」、数人と組んで行う「パートナーシップ型」や「会社形態」、個人の集合体としての「事業共同組合」など様々よ。

まずはAFP資格取得からになるので、詳しく知りたい場合は日本FP協会のホームページを見て下さいね。ちなみに私はCFP®資格を取得する為に猛勉強中です。一緒に頑張りましょうね。

みかちゃんに質問ね。ケーキが好きすぎてケーキ屋さんでアルバイトをしてるみかちゃんならわかるかしら。

そうよね。よくショートケーキ買って来てくれるものね。

……で？

……。つ、次の質問に行きましょうか。

通院を切られてしまったというのは病院からか、傷害保険の契約をしている保険会社からかによるけれど、今回は保険会社からだという想定でお答えするわね。

通常、事故の日からその日を含めて180日以内に、そのケガがもとで通院されたとき「通院保険金日額×通院日数」が支払われるの。ただし、通院日数は事故の日からその日を含めて180日目までの通院に対し、90日を限度に平常の業務に支障がない程度に回復するまでの日数となるわ。３ヶ月で通院期間が切られてしまったというのは90日間通院をされたからではないかしら。

また、その期間に後遺障害が生じたときは、保険会社によって異なりますが４％〜100％の金額の範囲内で後遺障害の程度に応じて死亡・後遺障害保険金額が支払われます。改めて加入されている保険の契約内容を確認してみて下さいね。

みかちゃん言うわね。でもそれじゃ、いつも仕事してないみたいに聞こえないかしら。

これは以前にもお話した内容だけれど、誰にでも必要な「生きるための保険」として医療保険は必要だと思うわ。前野さんの場合は年齢もお若いので日額5000円くらいでどうかしら？それなら保険料1500円くらいのものからあるしね。

それと、加入する保険は更新型ではなく保障内容も保険料も一生涯変わらないものが良いと思うわ。日常のケガ（災害）などに対して傷害保険（個人賠償責任特約付）もお勧めしたいわ。また、金銭的に余裕があるのであれば、がん保険にも入っておいた方が良いわね。がんの死亡率は年齢と共に上昇していて、それに伴って保険料もアップするのよ。

保険に入るタイミングはそれぞれだと思うけれど「いつでも入れるものではない」ということも頭に入れておいてくださいね。病気や事故が原因で契約条件がついたり、最悪の場合は謝絶もあるのよ。入ろうと思ったら資料を集め、長い付き合いになるので、信頼出来るFPさんや保険会社、保険代理店さんを選んで下さいね。

私はついでみたいね……。

これからもファイナンシャルプランニングについて色々とお話していきますので、私たちと一緒にお勉強していきましょうね。