生命保険入門 - 生存保険(3)

生命保険入門 - 生存保険(3/3)

たまき(喜ぶ)

もう1つ、生存保険の説明があるの。こっちは覚えやすいから、がんばってお友達に教えてあげるのよ。

みか(怒る)

みか、がんばって覚えます!

たまき(通常)

今までは「亡くなったらいくら受取れるか?」っていう考え方のいわゆる死亡保険のお話だったわね。これから説明する生存保険の特徴は「生きている時に受取れる」保険の種類だってことを覚えておいてね。

みか(通常)

は〜い。

たまき(説明)

生存保険というのは被保険者が最初に定められた時点で生存しているときに、生存保険金が支払われる保険なの。生存保険に当てはまる保険の種類は、主に個人年金や、子供の学資保険なんていうのも同じ種類になるかしら。生存保険に近い保険では、養老保険があるわ。養老保険は死亡保険と生存保険が一緒になったもので、生死混合保険とも呼ばれるの。

みか(納得)

ふむふむ〜。

たまき(説明)

生存保険は「長生きというリスクに備える保険」なの。生存保険も生死混合保険も、ほとんどが貯蓄型になっていて、満期時に受取る保険金が、払い込む保険料よりも多くなる保険なのよ。

みか(納得)

へ〜。生存保険って、なんか銀行の定期預金みたいだね。

たまき(困る)

う〜ん、似ている感じがするかもしれないけれど、預貯金と生存保険はちょっと違うわよ。貯蓄型保険の場合は、満期前の解約すると、ほとんどが払い込んだ保険料より少なくなってしまうの。でも銀行の定期預金は解約した場合に、元本より低くなるなんてことは無いのよ。

みか(疑問)

そうなんだ〜。それじゃ、貯蓄型の生存保険よりも、銀行の定期預金にした方がいい感じ〜?

たまき(ウインク)

それが、そうとも言えないのよ。

みか(うっ)

え〜、どうしてなの?たまきさん。

たまき(説明)

例えば養老保険などは、満期までに死亡保障が付いていたりして、もし万一死亡・高度障害の時は保険でカバーしながら、満期以降に比較的良い利率で保険金を受取れるようになっていたりするの。だから将来の準備として加入する方が多いのも確かなのよ。

みか(喜ぶ)

なるほど〜。だんな様と相談して、将来のマイホーム資金ということでそういう保険に入ろうかな!

たまき(喜ぶ)

みかちゃんのところにはお勧めの貯蓄型保険になるわね。

みか(通常)

じゃあ、今晩だんな様が帰ってきたら早速相談してみよっと。

たまき(ウインク)

また困ったり悩むことがあったら聞いてちょうだい。それとお友達にもしっかり説明してあげてね。

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