
かんぽが終身保険や年金を扱っているのはわかったけど、保険の内容とか保険料って民間の保険会社とどう違うの?

保険商品によって異なるのだけれど、民間の保険会社と同条件で保険料などを試算してみるとわかりやすいかしらね。それじゃ、あやかを例にしてみるわね。あやかって今いくつだったかしら。28歳?

勝手に歳増やさないでよー。あたし、まだ27だってば!

ごめんごめん。じゃあ、満27歳の女性が保険金額500万円の終身保険(保険料払込期間:60歳満了)に加入した場合の試算をしてみるわね。終身保険を取り扱っている会社はたくさんあるけれど、例が多すぎても比較しづらいからあやかでもわかるように絞ってみたわよ。試算の結果は下の表を見てちょうだい。
終身保険 保険金額:500万円、年齢:満27歳、性別:女性、保険料払込期間:60歳満了の試算です
| 取扱い会社と保険名 | 月額保険料 |
|---|---|
| 外資系A社「終身保険W」 | 7,340円 |
| 国内系M社「終身保険M」 | 8,905円 |
| 日本郵政公社「簡易保険 普通終身保険(定額型)」 | 8,950 円 |

なるほどねー。外資系はぶっちぎりで安いけど、国内系と比べると保険料ほとんど変わらないじゃん。

そうね。かんぽは民間の保険会社の保険と比べて、すごく高いわけでもすごく安いわけでもないようね。

ねえ、かんぽって自動車保険とか火災保険とかはやってないの?

いわゆる損害保険と言われるジャンルの保険商品は取り扱っていないけれど、自賠責保険だけは、郵便局でも加入できるわよ。

ふーん、でもさ、自賠責保険なら今はコンビニでもできるじゃん。

そうね。今は便利になったわよね。そのうちコンビニでも保険商品が売られるようになるんじゃないかしら?

えー、そうなったら姉さんの商売あがったりじゃないの。

大丈夫よ。私のところはアフターケアや事故が起きた際のフォローをしっかりするようにしているから、よっぽどのことが無い限りお客様は離れないわ。FPとしても保険代理店としても、お客様に信頼していただくことが大切なのよ。

ふーん、世の中そんなもんなのかしらねー?

そういうものよ。かんぽの話に戻るけれど、郵政民営化してからどうなるかも気になるところね。今は郵便局以外でかんぽの保険は販売できないのよ。つまり保険代理店ではかんぽの保険は取り扱えないということなんだけど、いずれかんぽを取り扱えるときがくるのかもしれないわね。FPとしてはかんぽという選択肢を提案することはできるけれど、かんぽの契約はお客様自身で郵便局に行って契約していただくしかないから、なかなかお勧めしづらいのよね。

なるほどねー。かんぽのこと、なんとなくわかったよ。姉さんありがとー。

どういたしまして。そういえば、さっき「子供なんかいらない」って言っていたけど、あやかでも自分の子供なら絶対可愛がると思うわ。意外と猫かわいがりしそうよね。

だーかーらー絶対ないって。

だって、昼寝とゲームばかりしている基本がぐうたらなひとみでも、子育てできているんだもの。そんな母親に育てられているのに、ゆかりちゃんは器量も良いし、性格も素直だし、頭も良いから不思議よね。実際は親が子供を育てているのではなくて、子供がいる事によって、親として自覚し親が育てられていくのかもしれないわね。ひとみを見ているとつくづくそう思うわ。

それは言えるー。でもホント、ゆかりちゃんは良い子に成長してるよねー。ひとみ姉はぼーっとしてるだけなのにさー。どっちかって言えば姉さんの性格に似ているんじゃない?

私?まあ、伯母だから多少似ていてもおかしくは無いわよね。でもあんな可愛い子供がいたら嬉しいわ。ますますお仕事頑張っちゃうわ。

じゃあ、将来はFP業をゆかりちゃんに継いでもらったらどう?

そうなったらいいんだけど、ゆかりちゃんの将来の夢はお医者さんなんだって。

そっかー、女医さんかー!あの子頭脳明晰だもんねー。じゃあ、将来はあたしの面倒もみてもらおうかな?。

ひとみの子供をあてにしないで、自分で作れば?私は、まだあきらめていないわよ。

彼氏もいないのによく言うよー。

う、うるさいわね……。