あやかと自動車保険(1)

あやかと自動車保険(1/2)

たまき(通常)

さてと……。今日は久しぶりに仕事が早く終わりそうだから、みかちゃんを誘って、ご飯でも食べに行こうかしら?でも、お夕飯の支度しちゃったかな?みかちゃんに電話してみようかな。

たまき(ウインク)

「もしもし、みかちゃん。今日は、お仕事が早く終わりそうだから、夕飯でも一緒に食べに行かない?」

みか(喜ぶ)

「わ〜い、行く行く〜!みかのお祈りって効果バツグンだね〜。それじゃすぐに用意して、たまきさんの所に行くね。」

たまき(喜ぶ)

「ふふふ、そうね。待っているわね。気をつけて来てね。」

あやか(怒る)

姉さんいるー?

たまき(驚く)

あら、あやかじゃない。そんなに血相変えてどうしたの?

あやか(怒る)

ちょっと聞いてよー!さっき、あたしの車、後ろからぶつけられたのよー!

たまき(怒る)

あらやだ。どこで?

あやか(面倒)

銀座。

たまき(汗)

(あんな混んでいる所へよく車で行くわね……。)

あやか(怒る)

今日、仕事が休みだったから車で買い物に行ってきたのよ。それで、車を路上パーキングに駐めてて、買い物が終わったから車を出そうとエンジンをかけたのよ。そしたら、いきなりドスンって音がしてさー……

たまき(驚く)

あらあら、それは災難だったわね。ケガはなかった?見たところあやかはケガしてないようだけど……。

あやか(面倒)

うん、あたしも相手の人もケガはなかったわ。それで、すぐに降りて相手の車へ向かったのよ。そしたら、おばさんが運転してたんだけど、パニくっちゃって全然話になんないのよ。

たまき(困る)

そうね、初めての事故だとパニックになるわよね。特に年配の女性の方だとそういう人が多いわよ。

あやか(怒る)

だからさー、あたしが警察に電話したり、事故の状況を説明したりしたのよ。そのおばさんは何もしないし……。結局あたしが全部やっちゃったわよ。

たまき(通常)

それは大変だったわね。お疲れ様。

あやか(怒る)

ホント疲れちゃったわよー!

たまき(汗)

まぁ落ち着いて。そんなに怒ってばかりじゃシワが増えるわよ。

たまき(通常)

それで、あやかの車は動いていなかったんでしょ?

あやか(通常)

エンジンをかけただけよ。ギアも入れてないわ。

たまき(説明)

なるほどね。その状況からすると、あやかの方に過失は無さそうね。そうなると相手の保険会社から車の修理代は全額支払ってもらえると思うわよ。相手の方の連絡先などはちゃんと聞いてきた?

あやか(通常)

うん。一応、相手の名前と連絡先、それから相手の保険代理店の電話番号も聞いてきたわ。はい、これがそのメモね。

たまき(ウインク)

じゃあ、話は早いわね。早速明日にでも相手の代理店さんへ連絡入れてみるわ。

あやか(喜ぶ)

よかった〜!やっぱり姉さんって頼りになるわ。だから姉さんって大好きよー!それじゃ後のことはよろしくねっ。

たまき(通常)

はいはい、分かったわよ。

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